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2015年 11月 25日

分からない。

曇り。雲が増えてきた。雨になるかな。

3件ほど選書、継続中。
一つ目はこれでいけそうだと思えたので
日程、時間なども決めて連絡。
もう二件も今週で決まるかな。

短編一つ読み終わる。何か分からないけれど、その凄さだけは分かる。
なるほど、と納得させられる文章も読んでいて面白いけれど、
分からないけれど、何か残る、一瞬だけ目を奪われるような
景色を見せてくれる、そんな文章の方が好きだと再確認。
分からないから美しい。

ここ数日お客さまや知人と話している中で、美の感度について考える。
何に美しいと感じるか。
有形、無形に限らず分かりやすさが求められると「美しいもの」は
どんどん無くなっていくのかもしれない、、というより
生まれにくくなっていくのかもしれない、という危惧。
例えば人の心は複雑で、それをとってしまったら動物と同じじゃないか、とか。
それでも残るのが普遍的な美?
美を感じられなくなってしまったら?

リトルモアから出た長嶋有さんの新刊『愛のようだ』が入荷。
『夕子ちゃんの近道』を読んで以来、待ちわびた新作長編。
上記の作品は小説ってこういうものなのか、と
初めてその成り立ちに驚きを持って興味を抱かせてくれた。
作品が出来る過程も作品に含まれるんだ、ということを。
時代や世代の持つ空気感や誰もが経験する日常の中での「状況」を
再現するのが上手い。
新作は「車中文学」。これは期待。
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by suikimama | 2015-11-25 12:18 | OMAR | Comments(0)


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