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2016年 01月 26日

なぜ。

曇り。ほんの少し気温が上がるも
店内は底冷え。暖房で暖まるのにも時間がかかる。
あられ騒ぎで浮かれていたのもようやく落ち着いた。

そのあられが降った日曜日の読書会。
この冬一番の寒さの中、急遽ストーブも持ち込んで
スタートしました。

題材は伝説の書店で滞在した日々を描いた
『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』(ジェレミー・マーサー著)
を、進行にボーダーインクの喜納えりかさん、ゲストには読書会初参加の
那覇の「市場の古本屋ウララ」の店主・宇田智子さんをお迎えして、
皆コートを着たまま「理想の本屋」などについて語り合いました。
喜納さんの沖縄の書店の始まりの歴史や
島での本の販売についても面白く、
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本屋で独立した中では一番先輩の言事堂の宮城さんも
参加されて、S&Cを実際訪れたときの様子と、その時に
購入した絵本も見せて頂きました。本の中にも登場する
購入した証のスタンプが。
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後半はゲストトークで、宇田さんにご自身の経験や本屋の現場について
いろいろと語って頂きました◎
その宇田さんの著書はこちら『本屋になりたい ーこの島の本を売るー』。
ボーダーインクさんからも『那覇の市場で古本屋 
ひょっこり始めた<ウララ>の日々』を出されています。 
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参加された皆さんの本や本屋との付き合い方、
また理想の本屋像を伺うことが出来、
「なぜ本を売るのか」「なぜ本屋なのか」という命題が
会の終了後も尾を引いて消えません。
なぜだろう?
しばらくは抱えたまま、今日もお店に明かりを灯します。
例年にない寒さの中、ご参加頂いた皆さまありがとうございました☆

by suikimama | 2016-01-26 15:22 | study


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